1.購入に至る経緯
まともに使えるノートパソコンを持っていなかったため、持ち運びができるようなノートパソコンが欲しいと常日頃思っていました。そんなときに、パナソニックのレッツノートとIBMのThinkpad235という機種が、おのおの14万円程度の値段で売られているのを見つけたのです。どちらも携帯サイズのパソコンであったため、どちらを買おうか大いに迷いましたが、何となくデザインがシンプルで格好が良く見えた
Thinkpadの方を買うことにしました。WEB通販で、たしか、PASO−Qというショップのホームページで購入したと記憶しています。これが後に大正解だったことが判りました。

![]() |
All about ThinkPad1991ー1998 著者:『All about ThinkPad』 出版社:ソフトバンクパブリッシング 本体価格:3,900円 |
| 楽天ブックスで購入する |
|
2.インプレッション
WEBで代引きを使って購入の申し込みを行ったところ、中一日くらいで商品が手元に届いたと思います。箱から丁寧に本体を取り出してみたところ、プラスティックの本体はちょっと見た限りでは高級感があるものの、実際に触れてみると薄い感じがして、いかにも壊れそうな感じがしてなりません。IBMというと、当時から極悪な環境下でTHINKPADの動作確認をしていて、Thinkpadは頑丈だというイメージを消費者に与えていたのですが、このパソコンに限っては、その特徴は当てはまらないような気がします。また、各種コネクターについてはゴム製の蓋が取り付けてあって、本体にさりげなくとまっているとはいえ、いつか無くしてしまいそうな雰囲気でした。
OSは当時のパソコンには普通に載っていたWINDOWS98が付いてきました。MMXペンティアムにはこれくらいのOSがちょうど良いという感じで、後にOSの載せ替えは行いませんでした。商品の特徴は以下の通りです。
| Microsoft(R) Windows(R) 98搭載モデル |
| 高速MMX(R)テクノロジPentium(R)233MHz (512KB外部キャッシュ付) |
| 大容量3.2GBハードディスク |
| 32MBメモリー(最大96MBまで拡張可能) |
| コンパクト・ボディ(235.2mm×173.2mm)に高性能を凝縮 |
| 軽量1.25kg(バッテリー2個搭載時) |
| シリアル・パラレル・赤外線通信など多彩な周辺機器用ポートを標準装備 |
| 3つのPCカード・スロットに、さまざまな組み合わせによるPCカードが装着可能 |
| 内部の電源管理システムによりバッテリーを最適コントロール |
| Desktop On-Callトライアル・パックでリモート・コンピューティングが可能 |
| ロータス(R)スーパーオフィス98(R)withノーツパーソナル(R)などのソフトが標準添付 |
| ThinkPadにあなたのネームプレートがつくパーソナライゼーション・サービス |
IBM ThinkPad 235 の性能を最大限に引き出すWindows 98 搭載
当時としてはCPUはまずまずの速度、メモリーは32MBではWINDOWS98を快適に使うためにはとても足らなかったので、すぐに秋葉原のSOFMAPで32MBの内蔵メモリーを買い足しました。5000円程度の値段だったと思います。別に動画等を取り扱うつもりは全くなかったので、ハードディスクはとりあえず付属の3.2GBあれば十分です。筐体は、さきに紹介したとおり華奢ではありますが、非常にコンパクトで底面が持ちやすいようにウエーブ状に加工されているのがとても良かったです。バッテリーはビデオカメラ用のバッテリーを2つ使う構造となっており、1つずつ順番に交換していけば、パソコンの電源を落とすことなく、ずっとバッテリーで工藤が続けられるという優れものです。PCカードスロットが3つ付いているのも非常に安心でしたが、結局3つを同時に使ったことは無かったような気がします。液晶画面は非常に発色が良く、幸いにドット抜け等はありませんでした。重さはたったの1.25Kg、このサイズの筐体であれば満足のいく重さで、いつも持ち歩いても苦にはなりませんでした。
マウス操作はIBMお得意のトラックポイントが搭載されています、最初は慣れませんでいたが、慣れると微妙な力加減でマウスポインタの動きまでもが制御できたため手放せなくなりました。逆にタッチパッドは使いにくいと思うようにまでなりました。キーボードのタッチもこのサイズのパソコンとしてはあまり疲れることもなく、タッチタイプも可能なサイズで満足でした。
PR>『DISCAS』/インターネットでいつでもDVDレンタル!
3.このマシンの経歴
Thinkpadという割には、少し筐体は柔な感じがするけれども、全体的に洗練されていて使いやすいパソコンと、ぞっこん惚れ込んで、使い続けていました。そんな中でこのパソコンの経歴を知るときが来ました。そもそも、このパソコンはチャンドラ2という名前で、IBM以外も実は日立等からも販売されていることが判りました。また、この先代にはチャンドラというパソコンがあり、そもそもの設計はライオスシステム株式会社というIBMとRICOHの合弁会社が実施していたことが判りました。そもそもチャンドラ1号機も
Thinkpadに採用されることを念頭に設計されたようですが、残念ながら採用されずに他のメーカーへOEM提供していて、チャンドラ2になってやっと念願のIBMに採用されて
Thinkpad235という型番で発売されたようです。その後、ライオスシステム株式会社は1999年の3月末日をもって解散してしまいましたので、THINKPAD235の直系の後継機はもう見ることが出来なくなってしまいました。そもそもは、
Thinkpad220から始まりPALMTOP PC110を生み出したのも、このライオスシステム株式会社だったようで、無くなってしまったことは非常に残念でなりません。今でもRICOHのホームページの片隅に、ライオスシステムが提供していたBIOS等が提供されています。(こちらのホームページ)
PR>IBM製品のお買い求めはこちらが便利です。
ibm.comボン・マルシェ
4.バッテリー (2003.4.28追記)
チャンドラの一番大きな特徴の一つは、バッテリーがビデオカメラでも使われているタイプと同じバッテリーを使っている点です。比較的、大きなビデオカメラに採用されているバッテリーですが、現時点でも大きな電気店では手に入れることができます。チャンドラはこのバッテリーを左右に一つずつ、計2個のバッテリーで運用することができます。このバッテリーは、同じ物理的サイズでも大きく分けて2つの種類があって、一つはパナソニック系、そしてもう一つはSONYのインフォリチウム系です。チャンドラでは特に前者の放電特性に沿うように製造されていて、SONY系列を使うよりも長い時間使用することができます。概算では、パナソニック系(VW−VBD1)ではバッテリー一本につき1時間程度、2本で2時間というのが目安です。バッテリーは左右がほぼ同時に消費されていくような仕組みになっています。
昔のLets note(AL−N2)ではバッテリーの使用方法を「シリアル(片方ずつ使用する)」、「パラレル(2本同時に使用する)」から選択することができました。このパラレルに近いイメージです。
バッテリーが減ってきたら、片方のバッテリーは入れたままで、もう片方のバッテリーを取り替えて、また、しばらくたったら、もう片方のバッテリーを交換してという形で順番に入れ替えておくことで、充電済みのバッテリーさえたくさん準備できていれば、無中断で作業を続行できるという利点があります。(この仕組みは非常に便利だったのですが、最近のパソコンでは一つしかバッテリーが載っていない場合が多いですが、なぜ二つに分けないのか不思議です)
本体をよく見てみると、このバッテリーを入れる部分の蓋は、バッテリーを覆い隠す部分も含めて、大きく開けることができることが判ると思います。一説によると、大型のバッテリーを装着したときに、このバッテリーの蓋をはずして、専用のカバーをかぶせる仕組みになっているとの噂が流れていましたが、実際にこの製品が発売されたことは無いので、真偽のほどは定かではありません。この仕組みのためにバッテリーカバーは強度的に若干不足しているため、壊れやすい部位の一つになっています。
| 系統 | 商品名 | 商品写真 | 商品名 | 商品写真 |
|---|---|---|---|---|
| PANASONIC系 | ■バッテリーパック VW-VBD1 ■ Panasonic(パナソニック) 液晶ビデオカメラNV-DJ100 / NV... | ![]() |
||
| SONY系 | MyBattery HQ SONY NP-F550 互換バッテリー | ![]() |
MyBattery HQ for NP-F550,NP-F330 | ![]() |
PR>種類が豊富 >>【● BTO-PCショップ Storm ●】<<仕様変更OK
5.このマシンのその後
2001年までこのマシンは3年間にわたって大事に使い続けました。購入時当初にEMSというサービスプログラムに加入していたのですが、特にマシンは壊れることなく働き続けてくれました。最後にPCMCIAスロットフタが壊れてしまったので、EMSを使用して修理に出したところ、全部がピカピカに磨き上げられ、トラックポイントのキャップは新品に変わって、まるで購入当初に戻ったかように修理から戻ってきました。そして、このあとに紹介する富士通のLOOXというマシンを購入したことにより、このマシンの使命は終わりました。Yahoo!オークションで売りに出したところ8万円程度の値段で売ることが出来ました。購入された方も、非常にきれいな状態だったので、喜んでいただきました。
ノートパソコンについてはALL ABOUT JAPANのノートパソコンに関するカテゴリに詳しく解説がありますので、あわせてご覧ください。
6.入手方法
チャンドラシリーズもすでに製造が終わってからかなりの期間が経ちますので新品での入手はかなり困難かと思いますので、オークションや中古ショップ等からの購入が主体になるかと思います。以下のショップには、ときどき扱っていることがあるようですので、確認してみてはいかがでしょうか。オプション類に関する商品リンクも紹介しておきます。お手持ちの機器でうまく合うか否かを確認してからお買い求めください。
PR>[SHARP PC ONLiNE]モバイルユーザー必見SHARPのOFFICIALオンラインショップ
![]()
アンケート
![]()
| 累計 |
|
人 | 本日 |