1.ドメイン名の取得の必要性
この記事を記入している時点では、フレッツADSLの8Mbpsのサービスを@niftyで使用していたのですが、ご存じのとおり一般のプロバイダでは、再接続されるたびにグローバルIPアドレスが変わってしまうことが普通です。自宅のサーバにアクセスするときに、もしもIPアドレスそのものを指定して、http://xxx.xxx.xxx.xxx/ という感じで直打ちをしていると、このIPアドレスは自宅のADSL回線が何らかの原因で切断、再接続したときに変わってしまうことがありうるので、最悪の場合は、新しいIPアドレスが判らなくなってしまって、自宅のWEBサーバにアクセスできなくなってしまいます。
通常はプロバイダから自分がどんなグローバルIPアドレスが払い出されているかを意識することは少ないのですが、下記のリンクをクリックすると、自分の情報を得ることが出来ます。
以前はプロバイダ等のホームページを玄関ページにして、そこに現在のIPアドレスを告知して、そこの玄関ページを経由して自宅のWEBページに飛んでくるという方法が行われている時期もありました。この場合、自宅のサーバにはグローバルIPアドレスの変化を検知して、プロバイダのホームページに新しいIPアドレスを自動的に登録するようなソフトウエアをインストールしておきました。
2.ダイナミックDNS (2003.1.26追記)
以前はプロバイダのホームページに現在アクティブになっているサーバのIPアドレスを掲示して、ここをクリックして自宅サーバにアクセスしていましたが、これでは必ずプロバイダのホームページを経由する必要もありホームページへアクセスしたい人から見ると大変です。そこで、最近では主流になっているのは、ダイナミックDNSによるアクセスです。以下、ダイナミックDNSについて詳しく説明したいと思います。
(1) ダイナミックDNSとは何か? (2003.3.7追記)
煩わしいIPアドレスを、URL欄に直接打ってアクセスしたり、接続のたびにIPアドレスが変わってしまっても、普通のインターネット上のサイトにアクセスするときと同じようにアクセスできるようにしてくれる仕組みがダイナミックDNSです。私は@niftyとプロバイダ契約をしていますので、@niftyとプロバイダ契約をしてadsl等で常時接続回線を持っている場合を例に説明しましょう。
@niftyへプロバイダ契約してホームページを持つための方法は、以下の表の方法が考えられます。(独自ドメインも
@niftyで取得したと仮定し料金を算出)
| メリット | デメリット | 必要な予算 | URLの形式(イメージ) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 安い | デフォルトでは10MBしか提供されない。容量追加すると割高になる。 | プロバイダ料金のみ | http://homepage3.nifty.com/wweb/ | ||
| 2 | niftyのサブドメインを使用する | URLに何となく信頼性がある | 少しお金がかかる | プロバイダ料金+200円/月 | http://wweb..atnifty.com/ | |
| 3 | 独自ドメインを使用する | わかりやすい | お金がかかる | プロバイダ料金+4400円/月 | http://www.wweb.com/ | |
| 4 | 他社が提供するダイナミックDNSサービスを使用してホームページは自宅サーバを公開する | サブドメイン名を使用する | 安い | 少しURLが疑わしい | プロバイダ料金のみ | http://www.painfo.net/ |
| 5 | 独自ドメインを使用する | わかりやすい | お金がかかる | プロバイダ料金+4200円/月 | http://www.wweb.com/ | |
従来はホームページを持つ場合は項番1の方法をとることが一般的でした。インターネットをやりたければプロバイダに加入する必要があり、プロバイダに加入すれば、ホームページスペースが無料で提供される場合が多いからです。しかし、昨今のようにマルチメディア系のコンテンツが増えてくるのにつれて、初期料金で借りられるホームページ容量では、不足してしまうことが多々あります。プロバイダから追加してホームページスペースを借りる方法もありますが、たとえば@niftyを例に取ると、下表のように料金がかさんでいってしまいます。(なんと最大の140MB拡大では毎月5600円!)
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| (2004.11.7追記) @niftyで若干のサービス内容の変更がありました。基本容量が20MB、光ファイバーを使った常時接続サービスを利用している場合は100MBまで容量が拡大されているようです。 |
そこで、10MBを超えるホームページを持とうと考えている方は、項番1は避けた方が無難です。次に安いのが項番4の@nifty以外の他社が提供するダイナミックDNSを使用する方法です。以下はこの方法を中心に説明します。
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(2) ダイナミックDNS業者の選択と登録
ダイナミックDNSサービスを提供している業者はたくさんあります、またそのほとんどの業者は無料でサービスを提供しています。(こちらのページに主な業者の一覧があります) このホームページのトップにも自宅サーバーRINGのリンクが張ってありますが、いろいろな皆さんがダイナミックドメインネームサービスを利用されています。いろいろなサービスがある中で、を基準にサービスを探しました。 Diceでサポートしているサービスの一覧を見て、一番ドメイン名が覚えやすそうな、ZIVEのサービスに登録することに決めました。
- 日本語が使えること
- 無料であること
- 一般的に利用されていること
- Dice(IPアドレスが変わったときに自動的にDDNSサービスに新しいIPアドレスを通知してくれるソフト)が対応しているサービスであること
まずは申し込みを行う前に自分のサーバーネームをよく考えておきましょう。私は申し込みを行う前にあまりよく考えていなかったので、「WWW」→「WEB」→「WWEB」という順番で登録の確認をして今の「WWEB」にサーバー名を決めてしまいました。ちょっと安易すぎたと反省していますが定着してしまった感があるため、そのまま使い続けています。
下記のリンクをクリックするとZIVEのホームページに飛ぶことが出来ます。ここは日本語でサービスが行われているため、何と言っても判りやすいですし、サービスのほうも安定していて、ziveの問題でアクセス不能だったことは無かったと思います。
上記のなから、「ユーザ登録」というところを選択し進んでいけば、自分用のアドレスが払い出されます。設定の具体的な方法は、このページの下の方にのせておきましたので合わせてご確認ください。たとえば、私は「wweb」という名前で登録してありますので、URLは「http://www.painfo.net/」でアクセスができるようになっています。
実はこの登録だけで喜んでいてはいけなく、グローバルipアドレスが変化したときに、ziveに登録されているipアドレスを変更する仕組みを考えなければいけません。常に人が監視していて、ipアドレスが変わったときに上記のziveのホームページにログインして、ipアドレスを変更しても良いのですがこれでは身が持ちませんので、さきほどご紹介したdiceというソフトをサーバパソコンにインストールして設定しておきます。このdiceにはwindows版もlinux版も準備されていますので、環境に応じて選択してください。dICEの設定方法もこのあとに紹介してありますのであわせてご確認ください。
PR>ダイナミックDNS、独自ドメイン管理、ドメイン転送等、各サービスを提供!! http://www.edns.jp![]()
(2005.3.21追記)
LinksysのBEFSR41C-JPというブロードバンドルーターを使用しているのですが、このブロードバンドルーターではデフォルトで2種類のダイナミックDNSをサポートしています。Ziveは有料化の動きがあること、レンタルサーバーを使うようになったとしても、自宅におけるサーバー機能はそのまま使用し続けることが想定されたため、このブロードバンドルーターでサポートしているダイナミックDNS業者にアカウントを登録しておくことにしました。
ルーターそのものがダイナミックDNSをサポートしていると何が嬉しいのでしょう。それは、サーバー側でDiCEなどのIPアドレス更新ソフトが動作させなくても、グローバルIPアドレスが変更になった瞬間に、ブロードバンドルータが単独でダイナミックDNSサーバーの方の登録IPアドレスを自動的に更新してくれます。
今後は自宅サーバーにのっけているコンテンツはすべてレンタルサーバーに移動していこうと思っています。レンタルサーバー上でコンテンツを全面的に稼動させれば、本来であればダイナミックDNSを使用し続ける必要は無いのですが、たとえばLiveカメラなどを稼動させるためにはダイナミックDNSアドレスがあったほうが便利です。さらには、今後はダイナミックDNSはどんどん有料化の動きが出てくると思います。また新規の加入を停止する業者も増えてくると思います。したがって、いまのうちにアカウントを取っておいた方が良いだろうと考えもありました。
また、ルータが対応してくれれば、何も自宅に大きなパソコンを稼動させておく必要がなくなります。たとえば、こちらのコンテンツで紹介したような簡易WEBサーバーであるLivinggateを使っているときにも、ダイナミックDNSを自動的に更新ができます。これからダイナミックDNSのアカウントを取ろうとしている方は、ブロードバンドルーターが対応している業者のアカウントを取っておいた方が良いと思いました。
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3.固定のドメイン名取得 (2003.1.26追記)
もちろん、ダイナミックDNSではなく、固定の自分専用のドメイン名を取得してアクセスする方法も考えられます。しかし、独自ドメイン運用は技術的なハードルも高くコストもかかります。自分専用のドメインを取得する場合は主に下記の条件をクリアする必要があります。
- 原則としてDNSサーバーが最低限2台以上必要
- ドメインの取得料や維持費がかかる(comドメインの場合は年間10〜50ドル)
- IPアドレスは固定が有利。動的IPアドレスの場合は対応しているダイナミックDNSサービスを選択する必要有り
ダイナミックDNSサービスでは自分でDNSサーバーを準備する必要はありませんが、独自ドメインで運用をするためには、基本的には自分でDNSサーバーを用意する必要があります。しかも、プライマリDNSサーバーとセカンダリDNSサーバーの2台を準備しなければいけません。IPアドレスを一つしか貰えない環境では、この2種類のサーバーに独自のIPアドレスを振り付けることができなくってしまうので、うまくいかなくなってしまいます。そこで、「相互セカンダリ」という形でこの問題を克服しています。他にもセカンダリDNSのIPアドレス付与に困っている人がいるはずなので、その人を見つけて、お互いで相手のセカンダリDNSサーバーを運用するのです。プライマリDNSサーバーは自分のところで運用できるので、これでDNSサーバーが2台揃ったことになります。あとはレジストラに申請して料金の支払いを行いDNSサーバーのセットアップを行うことになります。(レジストラの中にはDNSサーバーが1台だけでも大丈夫なところがあります。また最近ではレジストラのサービス内容も充実してきていて、自分でDNSサーバーを準備しなくてもDNSの管理まで引き受けてくれるところもあります。最近では大多数の業者がDNSの管理を実施してくれるようになっているようです)
レジストラへの、ドメイン名の取得申請ですが、これについても色々な会社がサービスを提供してくれています。ただし、基本的にこちらの方法は有料です。代表的な事業者に「お名前.COM」という会社がありますので紹介しておきます。下記のバナーをクリックしてホームページをご確認ください。
専用ドメインの取得は「お名前.COM」からどうぞ。 |
これをIPアドレスで書かなくてすむようにするためには2つの方法があります。1つはダイナミックDNSで名前を提供してくれるサイトに登録する方法、もう一つは自分専用のドメイン名を取得する方法です。普通のプロバイダは接続するたびにIPアドレスが変化しますが、このIPアドレスを自分専用に一つ確保して、かつ自分専用のドメイン名を取得するというのが一番豪華なのですが、やはり維持管理にある程度のお金がかかるため、IPアドレスが変わっても、その変わったIPアドレスを変更登録すれば使えるダイナミックDNSを使うことにしました。もし、自分専用のドメイン名を確保する必要があるときは、有料になりますが申請することができます。
(2004.11.7追記)
普通のプロバイダで払い出される動的IPアドレスとダイナミックDNSの組み合わせは可能かという問い合わせを貰いました。私自身、よく判らなかったので、インターネットで情報を収集してみたのですが、答えは「ダイナミックDNSの業者によってはできる」ということのようです。具体的にどのダイナミックDNSの業者であれば対応するか、具体的にどのように設定するかについては下記のサイトに詳しく掲載されていましたので、リンクを貼っておきます。
Katsuyuki Kobayashi's HomePage.
(2005.3.12 追記)
ZiVEが有料化されること、およびZiVEの上位ネットワーク故障で半日近くのサービス中断があったことなどを受けて、ダイナミックDNSを使用したWEBの公開をやめて、独自ドメインを取得して、サイトを公開する方針に改めることにしました。
独自ドメインをダイナミックDNSサイトに登録して、自宅サーバーを使った公開の方法を続けても良かったのですが、独自ドメイン探しのついでにレンタルサーバーの値段を色々と確認していくと、すでにとても安くなっていることに気がつきました。ハードディスクのサイズも1GBももらえて、1年間で5000円というサービスすらあります。一方で自宅でサーバーを公開していると、電気代だけでも1ヶ月で1000円程度かかってしまい、実はレンタルサーバーの方が安かったりします。そこで、自宅サーバーへのこだわりも捨てて、レンタルサーバーを使った安定したサービスの提供を目指すことにしました。
今回、ネットで色々情報を集めて選んだのが、「さくらインターネット」です。独自ドメインの取得もレンタルサーバーの契約も一緒にできてしまうので、何かと便利です。値段も安めの設定なので、お勧めの会社だと思います。
ZiVEが有料化する直前の4月末までは、ダイナミックDNSを用いた自宅サーバーの運用と、独自ドメインを使用したレンタルサーバーの運用を併用していって、徐々に独自ドメイン側にアクセスを誘導していって、最終的には、ダイナミックDNS側つまりZiVEの方のドメインを廃止しようと思っています。
独自ドメインの確保に関する記事は、下記のページに記載しましたので、あわせてご確認ください。
| ジブリがいっぱい |
ホームシアター導入特集 |
人気家具 |
iPodシリーズが安い |
高級品市場 |
格安液晶テレビ |
| 新製品・最新家電 |
液晶テレビやiPod特価 |
インテリア激安 |
楽天ザ・バーゲン |
激安アウトレット特集 |
DVDレコーダ市場 |
4.固定グローバルIPアドレスの取得
さらに一歩進んだ使い方としては、固定のIPアドレスを払い出してくれるプロバイダーと契約し、上記の固定ドメイン名と組み合わせて使う方法が考えられます。どうしても、固定されていないIPアドレスを使用していると、もしも回線の瞬断等があったときに、そのあと5分〜10分程度はURLを指定してもそのサイトに接続できない状態が続きます。これは、回線が再接続された後に払い出されるIPアドレスが変わってしまい、これをDiCE等が気が付いて、ZiVE等の業者にIPアドレスの変更を伝え、DNSサーバが更新されるまでの動作に、どうしてもこの程度の時間がかかってしまうためです。ADSL回線は常時接続回線とはいえ、瞬断等は比較的多く発生すると思っていた方が良いと思います。このときに上記の5分〜10分の接続できない時間を良しとするか否かが、固定グローバルIPアドレスを確保するか否かの判断ポイントとなります。固定グローバルIPアドレスの払い出しサービスは、今のところ高いです。たとえば、BIGLOBEではフレッツADSLコースにおける固定IPアドレス提供料金は初期設定料が8000円、月額3500円(H14.1.26現在)となっていました。まだ少し手を出すには、個人としては割高感があります。
| 項番 | プロバイダ名 | 料金 | URL |
|---|---|---|---|
| 1 | BIGLOBE | 通常料金に加えて 初期設定:8000円 月額料金:3500円 |
固定IPアドレスオプション |
| 2 | KIWI INTERNET | 希望者は通常料金以外には費用無料 | KIWI |
| 3 | ZERO | 通常料金に加えて 初期費用:3,000円 IP-1:2,000円/月 IP-8:7,000円/月 |
ZERO オプションサービス |
| 4 | WAKWAK | 通常料金に加えて 固定 IPアドレス1個 初期費用 3,000円、月額2,000円 |
WAKWAK |
| 5 | MyIP | 通常のプロバイダ料金に加えて 初期費用:1000円 月額料金:1000円 |
固定IPアドレス提供サービス 別のプロバイダに入りながら固定IPアドレスの提供を受けられるサービスです。VPNを使用しています。 |
| 6 | INTERLINK | プロバイダに加入すると固定IPアドレスが一つ付いてきます。 | INTERLINK |
(2004年9月25日追記)
ふと@niftyのホームページを見ていると、@niftyでも固定IPアドレスサービスが開始されたようです。しかも大手の割には比較的安めの価格設定で好感が持てます。(とは言ってもプロバイダ料金と比べると高いので割高感は拭えませんが・・)
詳しくはこちらのページで詳しく解説されていますのでご確認下さい。
5.ZIVEの設定
ZIVEのホームページに行き、ユーザ登録を行うと以下の画面に行けると思います。
ZIVEホームページはこちらです。・・・http://www.zive.org/

この場合はすでに、wweb.zive.netというホスト名で登録を行った後の状態です。wweb.zive.netの実際の設定は以下のようになっています。

MXレコードというのはメールを使うときに必要な設定です。最初は、わざわざユーザに指定させるのだから、ユーザ側でWEB用のホスト名とは別にメール用のホスト名を自由に設定できるのかと思って試行錯誤をしたのですが、どうにもうまくいかず、WEB用のホスト名を入れるとあっさりとメールの送受信ができるようになりました。
6.DICEの設定 (windows編)
IPアドレスが動的に変わってしまったときのために、サーバにDICEをインストールします。私の場合は以下のように設定しています。


7.MXレコードの設定(windows) (2002.08.13追記)
ZIVEでMXレコードの更新がどうもうまくいかなくて、暫く困っていたのですが、Q&Aを見ていると同じように苦しんでいる方が質問をされていて、やっと正式なやり方が判りました。もう一つ、イベントを新しく使って、イベントの編集画面→編集タブ→更新モードをMXレコード→MXレコード名を私の場合はwweb.zive.net と設定し、必ずIPアドレスの更新より後に実行されるように設定すればよいようです。これで、様子を見てみることにします。

8.手動で更新する場合の留意事項
ZiVEのサイトにいって、直接、手動で自IPアドレスを更新する場合があると思いますが、その際は以下の点に注意をしてください。
- 更新したあとに、実際にアクセスできるようになるまでには、数分の時間がかかるようです。更新後にしばらく待ってから、アクセスできるようになったか否かテストしてみるようにしてください。
- 単にIPアドレスの更新をしただけのつもりでも、MXレコードの指定が解除されてしまうようです。再度、設定ページに戻り、MXレコードが設定されていない状況になっていたら、MXレコードの設定を実施してください。(下記の画面で下半分の部分が「メールサービスは使用しない」に設定されていたら、再設定です)

9.DiCEの設定(LINUX編)
ベータ版にはなってしまいますが、DiCEはlinux版も提供されています。GUI版もあるようですが、非力なパソコンを自宅サーバーとして使用しているため、コマンドラインで運用しています。MS−DOSを使用したことがあれば、特にコマンドを打つということに対しては違和感は無いと思います。私もMS−DOS時代に魔法のような呪文やCONFIG.SYSファイルの設定などで鍛えられているため大丈夫でした。
私はdiceを「/usr/local/bin」にインストールしたので「cd」コマンドで該当のディレクトリに移動し、「diced」と指定すれば起動します。以下、設定の方法です。まずは、起動直後に「help」と入力すれば、起動オプションとコマンドの一覧が出てきます。

コマンドを一通り見たあとに、今度は「setup」と指定すると環境設定を行うことができます。私の場合はここで一番困りました。最初の部分で(0)の自動検出を指定すれば今までの環境であればうまくグローバルIPアドレスが取得できていたのですが、今回の環境ではグローバルIPアドレスが取得できなくなってしまいました。そこで、「(2) 外部のスクリプトから検出」というものにはじめてトライしました。何か難しいスクリプトファイルを書かなければいけないのかとずっと思っていたのですが、ブロードバンドルーターに、現在のグローバルIPアドレスを表示する画面があれば、そこからうまくIPアドレスを拾ってくることが出来るようです。
私は、ブロードバンドルーターにはLinksys社のBEFSR41C-JPという機種を使用しています。
| BEFSR41C-JP V3 ブロードバンドルータ |
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この機種の場合、たとえばIDは設定無し、パスワードをpassと仮定すると、「http://:pass@192.168.1.1/Status.htm@@wan:」でIPアドレスを取得することができました。ここで、192.168.1.1は、このルータに割り当てたipアドレスとなります。具体的な操作手順は下記の流れになります。

次に「add」コマンドで、使用しているダイナミックDNSサービス別に必要なイベントを設定をします。ziveを使用している場合はこちらのページ、またはこちらのページの解説が詳しいです。
DiCEがきちんとデーモンとして動作できているか否かは、以下のコマンドで確認してみてください。
- # ps aux
10.ルータでダイナミックDNSの設定内容を変更
サーバにDiCEをインストールして、IPアドレスが変わったときにダイナミックDNSの設定内容を変更する方法を紹介しましたが、ルータによっては、ルータの機能そのものにダイナミックDNSの設定内容を変更してくれる機能が付いたものがあります。ルータの機種によって対応しているダイナミックDNS業者が異なっていますので、詳しくは製品の情報をご確認ください。ダイナミックDNSに対応したルータ機種をいくつか紹介します。
11 ルータでダイナミックDNSを設定する場合の具体例
回線をBフレッツに変更したことに伴って、Linksys社のブロードバンドルータであるBEFSR41C−JPという製品を購入しました。この製品は実効スループットが約90Mbpsにも達する低価格・高性能な製品でお勧めできる製品です。(こちらのページで紹介しています)
| >BEFSR41C-JP V3 ブロードバンドルータ | |
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このBEFSR41C−JPにもダイナミックDNSを更新するための機能が付いていました。befsr41c-jpでは「DynDNS.org」と「TZO.com」の2種類に対応しています。このうち、「DynDNS.org」に関して、簡単にその設定画面を紹介します。下記に示すように、DynDNS.orgに登録したユーザ名、パスワード、ホスト名を設定し、設定保存をすることによってセットアップは完了です。これで、このブロードバンドルータ自体が、WAN側のIPアドレスが更新されたことを察知すると、自動的にDynDNSに新しいIPアドレスを登録してくれる仕組みになっています。このような、ダイナミックDNSサービスに対応している製品を持っている場合には、DiCE等を設定して使うよりも、ブロードバンドルータそのものが対応しているサービスに登録して、ブロードバンドルータで制御した方が簡単かと思います。私の場合は、ZIVEのサービスに先に登録していたため、ブロードバンドルータの機能は使用していません。

12 DDNSの組み合わせ (2005.3.26追記)
最近、IPアドレスが変動したときのDiCEによるZiVEの更新がうまくいかないようになってしまいました。1週間に1〜2回、うまくZiVEのアドレス更新ができないことがあり、半日程度、そとからWEBサーバーにアクセスできない状態になってしまいます。いろいろ、DiCEの設定を見直したりもしたのですが改善されませんでした。
悩んだ挙句、ZiVEの別名(CNAME)機能を使って解決することにしました。ZiVEではダイナミックDNS機能を使って、IPアドレスを設定しておく機能のほか、あるURLを設定しておき、そのURLが指し示すIPアドレスへ変換してくれる機能があります。そこで、DynDNSで取得したアドレス「wweb.homeip.net」を別名として設定して、DynDNSの方のIPアドレスをブロードバンドルーターの機能を使ってIPアドレス更新をするようにしました。これならば、安定した動作を期待できます。昨日からこの組み合わせで運用を始めましたが、今のところ問題は起こっていません。
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アンケート
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