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CASSIOPEIA for DoCoMo

1.購入に至る経緯

 このCASSIOPEIAを購入するまではPDAを持っていなかったので、PDAに関しては、ぜひ欲しいとずっと思っていました。しかし、当時のPDAは値段がどれも高く、なかなか手が出るものではありませんでした。どうせ買うならば、会社で使っているOUTLOOKとの間で、予定やメールが同期を取れる機種が希望です。そんなときに、勤めている会社があるのと同じビルにあるドコモ製品を扱う携帯電話屋で9800円の値段でCASSIOPEIA FOR DOCOMOを売っているのを見つけました。あまり細かいスペックは知らなかったのですが、WINDOWS CEが搭載されていることは確認できたので購入することにしました。

2.ポイント

 Docomoのホームページでアピールされている点は以下の点です。 
<通信機能>
メール
ドコモならではの「10円メール」を使えば、リーズナブルなEメール環境が実現します。これまでEメールを使っていない方でも簡単にご利用いただけます。*別途契約が必要です。
インター
ネット
ドコモのデジタル携帯電話とつなげば、お申し込み不要、通信料だけで、ドコモが提供するモバイル情報サービス&インターネット接続サービス「モペラ」がご利用できます。

<基本機能>
パーム
サイズ
Windows CEの使いやすさはそのままに、日本語版をパームサイズPCとして採用、搭載しました。
大メモリ
記憶メディアには大容量15Mのコンパクトフラッシュカードを標準添付。本体内臓メモリ8MBと合わせて23MBもの大メモリ空間を実現しました。
PC
接続
Windows95/98/NT4.0との親和性が高く、デスクトップPCと簡単に接続可能なクレードルを標準装備。ビジネスに役立つデータを簡単に持ち運べます。
ソフト
JRトラベルナビゲータなどの各ソフトを、コンパクトフラッシュカードに搭載。 パソコンにつながなくても直接ソフトウェアのインストールを行うことができます。
 ドコモの製品らしく、携帯電話に接続するために必要なケーブルは標準で付いてきます。これを使えばコンパクトフラッシュを使いながら通信することが可能になります。この機種には10円メールという機能が標準で付いてくるのですが、メールを送受信するのに10円かかるのももったいないという感じがしていたので、結局、この10円メールの機能は使いませんでした。本機のスピードではブラウザも思うようには動かないので、インターネットも行いませんでした。従って、この機械を使った通信は行わずに、主にディ久トップパソコンと同期させて予定表やメールを同期する用途に特化して使っていました。
 パームサイズという意味では薄いし軽かったので持ち運びに重宝しました。この機種に付属してくるメモリーは標準で8MBなのですが、これはプログラムを追加してインストールするためのエリアと、データを置くためのエリア、そしてプログラムが実行するのに必要なエリアで共用するメモリなので、8MBというサイズであると正直言って不足です。CEではメモリにファイルをたくさんため込むと、逆にプログラムの実行領域が少なくなっていってしまうので動作が遅くなってしまいます。最低でも16MBは必要だとこの当時は感じていました。PCとの同期機能は合格です。RS232Cと接続するためのケーブルをパソコンとPDAに付属するクレードルの間で接続し、パソコンのほうにシンクロナイズするためのソフトウエアをインストールすることで同期を取ることができるようになります。パソコンにインストールするソフトウエアについては、CASSIOPEIAに付いてくるCD−ROMを使ってインストールしても良いのですが、こちらのマイクロソフトのホームページからACTIVESYNCのホームページに進んでいただき、最新版のソフトウエア(ACTIVESYNC)が公開されていますので、こちらのソフトウエアをダウンロードして使用することをお勧めします。
 また、この商品に標準で付いてくるJRトラベルナビゲータもどこかの駅に行きたいときに非常に重宝したソフトウエアでした。今でこそ、携帯電話が一つあれば、i−MODEで「乗換案内」などのホームページに行くことによって、このソフトウエア以上の情報が簡単に手に入ってしまいますが、当時はこのようなサービスが利用しにくかったので、良かったと思います。
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3.参考書籍 (2004.4.7追記)

 最近ではパームサイズのPDAの売れ行き不振もあってか、参考書籍の種類が減ってきていますが、Amazonにはまだいくつかの種類があったので、リンクを張っておきます。
PDA「デジタル」スケジュール管理術―「WindowsCE」「Palm」「Zaurus」…「グループウェア」活用のノウハウを公開!
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シンプリー・パーム―理想のPDAを目指して
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図解 PDAが見る見るわかる―PDAの選び方から使い方まで一気にわかる74項
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CASSIOPEIA E-500オフィシャルガイドブック―Palm size PC
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4.CASSIOPEIA FOR DoCoMoの弱点

 この時期のPDAとしては、CASSIOPEIA FOR DoCoMoはよくまとまっていると思いますが、いくつか弱点はあります。
 一つは残念ながら付属のイアフォンジャックがモノラルであることです。PDAのメモリースロットにMP3やWMAで圧縮した音楽を入れたメモリーカードを入れて、持ち歩いて音楽を楽しみたいところですが、ちょっと音質的には不満が残ると思います。たとえ、STEREO対応のヘッドフォンジャックが付いていたとしても、本機のCPUのスペックでは、MP3やWMAをそれなりに再生することはかなり苦しいものと思われます。やはり、インターネットや音楽再生といったマルチメディア対応の機械というよりは、OUTLOOKなどのビジネスソフトと同期させて、ビジネスの世界で活用するというのが正しい使い方なのだと思います。そういう点では、商品のコンセプトとしては別に紹介している、IBMのWORKPAD31Jと同じ用途に使うべき製品なのだと思います。さきほどもふれましたが、オリジナルモデルのE−55では16MBのメモリーが付いているのに対して、本機ではメモリが8MBしか付いていないのも減点対象です。

5.カシオペアE−55との比較

 OEM元のCASSIOPEIA E55は、98年12月にカシオが市場に投入したP/PC端末です。米国マイクロソフト社よりP/PCの発表があったのは97年の暮れでしたが、日本語化には時間がかかり、1年近いタイムラグが発生していました。カシオはすでに米国国内向けにはCASSIOPEIA E10/E11を投入していて米国内の好評を得ていただけに日本のファンはこれを輸入して日本語化するということも行われていました。E−55は先行した英語版をベースにデザインなどをリファインさせて操作面を中心に熟成されてきています。
 CASIOがオリジナルで発売しているE−55との比較は以下の通りです。

CASSIOPEIA(R) for DoCoMo CASSIOPEIA(R) E-55
RAM 8MB 16MB
コンパクトフラッシュカード 15MB(付属) オプション(別売)
携帯電話接続ケーブル L字型(付属) オプション(別売)





カシオ標準ソフト ・G-天王星(辞書)
・CASIO Menu
・ランチャーソフト
・G-天王星(辞書)
・CASIO Menu
・ランチャーソフト
ボーナスソフト ・10円メールマスターCE版
・Palm Golf
・mopera簡易接続
・NetFront(R)
・JRトラベルナビゲーター
・10円メールマスターCE版
・Palm Golf
・Let'sOCN
・スケジュール/名刺ビュ−ワ
・Mail to PIM
・Pocket Data Base
・mopera簡易接続
・NetFront(R)
・JRトラベルナビゲーター
ボーナスソフト提供方法 コンパクトフラッシュカード/
CD-ROMにて提供
CD-ROMにて提供
  メモリ構成の違い
「for DoCoMo」は本体メモリが8MBであるのに対し「E-55」は16MBとなっています。本体メモリはデータ記憶用、プログラム実行用の両方に使われます。なお「for DoCoMo」には15MBのコンパクトフラッシュメモリカードが付属しています。
  付属品の違い
「for DoCoMo」には、ドコモのデジタル携帯電話との接続用に専用ケーブルが付属しています。「E-55」では別売品となっています。「for DoCoMo」の付属ケーブルは「E-55」用の別売品とは形状の異なるL字型コネクタとなっています。
  付属ボーナスソフトとインストール方法の違い
「for DoCoMo」はボーナスソフトがコンパクトフラッシュカードに格納されています。そのため、コンパクトフラッシュカードからインストールが可能です。「E-55」はパソコンのCD-ROMドライブからのインストールとなります。「for DoCoMo」と「E-55」では付属するボーナスソフトが異なります(上表)。「for DoCoMo」はデータ通信機能の利用に重点をおいた製品ですので、「E-55」に付属しているPIM関連のボーナスソフトは付属していません。ただし、 CE標準の機能は「for DoCoMo」と「E-55」で同等ですので、PIMソフト(「予定表」「連絡先」「仕事」など)が利用できます。
 コンパクトフラッシュカードと携帯電話接続コードがデフォルトで付いてくるのはドコモの強みですが、やはりメモリーが半減してしまっているのは最大の弱点です。コンパクトフラッシュカードが付いていれば内蔵のメモリーが少なくても構わないと判断されているような気がしますが、そんなことはありません。なぜ、メモリーくらいはE−55と同じスペックで出せなかったのでしょう。もったいないと思います。ソフトは見た目は少ないですが、つぼは押さえているので、特に困ることは無いと思います。

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6.その後

 何度も書きますが、動作速度が遅いこととメモリの搭載量が最大のネックでした。この製品も使い飽きてしまって、少し不満が高まっている時期に、COMPAQのカラー液晶PDAであるPRESARIO213がヨドバシカメラの通販で安売り(投げ売り?)されていたので、こちらに乗り換えて、カシオペアFORドコモはYahoo!オークションで売りに出しました。
1980円ページ(224×33)
 あの有名ソフトが1980円!

7.CASSIOPEIAの後継機

 CASSIOPEIAは本機のあとも後継機を発売し続けていましたが、最近は発売の勢いがかなり衰えてきているようです。
CASIO CASSIOPEIA E-707
CASIO CASSIOPEIA E-707
CASIO CASSIOPEIA DT-5000 M50S
CASIO CASSIOPEIA DT-5000 M50S
CASIO CASSIOPEIA DT-5100
CASIO CASSIOPEIA DT-5100
CASIO CASSIOPEIA TE-700 Lagenda English Challenger
CASIO CASSIOPEIA TE-700 Lagenda English Challenger

8.CASSIOPEIA 周辺機器

 CASSIOPEIAに関する周辺機器を紹介します。楽天市場にリンクされています。商品の購入時はお手持ちの機種にうまく合うか否かを確認のうえお買い求めください。
★CASIO JK-850PS5★CASSIOPEIA E55用液晶保護シート ★CASIO JK-850PS5★CASSIOPEIA E55用液晶保護シート
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アイ・オーデータPDA用CF型グラフィックカードCFXGA アイ・オーデータPDA用CF型グラフィックカードCFXGA
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