1.使用までの経緯
今まではADSLモデムをルータ化して使っていたのですが、フレッツADSLモアに変更したことによりモデムが変わって、ルータ化が出来なくなってしまいました。仕方がないので押入の中にしまっておいたルータを引っ張り出してきて、また使うことにしました。ルータの機種は、Linksys社製のBEFSR41という機種です。

上記写真の通り、かなり独特のスタイルのルータですが、発売当時はその安定性に定評がありました。たしか、HARDOFFにたまたま売っていたのを7000円程度で買ってきた記憶があります。1.5MBのフレッツADSLサービスを使用していたときにこのルータを使っていました。8MのフレッツADSLに更改後にこのルータの使命は終えていたのですが、ADSLのスピードを変えるときにまた出番があるかもしれないと思い、オークションで売らずにおのまま取っておきました。(その前のフレッツISDNのときには、当時は定番のNTT−ME社製のMN128SOHOを使用していました)
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2.製品の仕様
この製品の主な特徴は以下の通りです。
- NATファイアウォールプロテクト搭載
- 4ポートスイッチングハブを内蔵。各コンピュータ間は100Mbpsの高速通信が可能 :LAN側は100MbpsですがWAN側は10Mbpsとなっています。実効速度は最新のファームウエアで8Mbps程度のようです。
- 各コンピュータの複雑な設定を省略。IPアドレスの自動割り当て(DHCPサーバ機能) :ルータの内側でWEBサーバ等を立ち上げる場合には、個々のパソコンはDHCPサーバーからIPアドレスを払い出さずに自前で設定します。従って、私はこの機能をOFFにしています。
- 簡単設定 :難しい設定の部分のメニューがADVANCE SETTINGという形で分けてあるので、確かに判りやすいと思います。
- DMZホスト、フォワーディングなどの各種拡張機能を搭載 :DMZホストで指定したIPアドレスのパソコンは、直接、外部のインターネットと接続しているかのように扱われます。しかし、セキュリティ面が極端に悪くなるので、私は使っていません。フォワーディング機能で必要なポートを必要なパソコンのIPアドレスを指定し接続するようにしています。
- IPsecバススルー、PPTPバススルー対応 :この設定に泣かされました。このルータに取り替えてから急に会社とのリモートVPN接続ができなくなってしまったのです。いろいろ調べているうちに、デフォルトでPPTPバススルーが無効になっていることが判りました。これを有効にすることで、また会社とリモートVPN接続が出来るようになりました。
- マルチプラットフォーム対応 :普通のブラウザで設定できるので、パソコンの機種やOSを選びません。WINDOWSパソコンを使って設定しているので、この機能は特に関係有りません。
- ゲーム機からのネットワーク接続対応 :ゲーム機からインターネットに接続しようと思ったことも無いので、この機能は使っていません。
3.ルータの設定
3−1 基本的な設定
このルータの設定方法について、その操作画面もまじえてご紹介します。全ての画面について、そのキャプチャーを紹介していますので、どんな設定ができるのか、概要がわかるかと思います。
(1)Setupタブ
クライアントパソコンと本機をストレートケーブルで接続した後、デフォルトの状態ではブラウザでhttp://192.168.1.1/を指定すると認証のダイアログボックスが出てくるはずのですので、ここのパスワードにマニュアルにあるパスワードを指定すると下記の画面が出てくるはずです。

フレッツADSLでは接続方法はPPPoEを指定します。また、ユーザ名はたとえば@niftyであれば、XXXXXXXX@nifty.comという形でIDだけではなくプロバイダ名も判るように指定します。(そうしないと、フレッツADSLでは自由に対応プロバイダを選択することができるので、どこのプロバイダに接続して良いのか判らなくなってしまいます)
(2)Passwordタブ
ブラウザからアクセスするときのパスワードを変更したいときはこの画面でパスワードを変更します。

(3)Statusタブ
WAN側、LAN側のIPアドレスを確認したり、回線の接続ステータス、そして回線の切断や接続を制御することができます。
(4)DHCPタブ
DHCPサーバの有効、無効、そしてDHCPサーバ機能を使うときのクライアントマシンの割り当て先頭アドレスやDHCPでIPアドレスを払い出したクライアントパソコンの一覧等が設定、確認することが出来ます。
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(5)Logタブ
ログをどのIPアドレスのクライアントパソコンで保管するかを設定したり、どんなアクセスが外部から、そして内部からあったかを確認することができます。

(6)Advanceタブ
こちらは、サーバーの公開をしない限り使うことは無いと思いますので、サーバのページでその説明を書きます。
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4.ファームウエアのアップデート
この製品は発売されてから既に数年が経過するのに、いまだに最新のファームウエアを提供してくれています。古くはフレッツADSLのPPPOEにも対応してくれましたし、最近ではユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)にも対応してくれました。スループットを除いては最新のルータと遜色ない機能を誇っています。Linksys社のホームページへ行きダウンロードのページからファームウエアをダウンロードします。アメリカのサイトの方が新しいバージョンのファームウエアを置いてありますが、日本のサイトにある日本語版のファームウエアのほうが言語の壁を感じずにすむので私は好きです。ベータ版と正式版のファームウエアがありますが、現時点の正式版は1.43JP R00 (2002年9月)となっています。正式版の中にもさらにカテゴリがあり、安定版という少し古いバージョンも提供されています。
ダウンロードしたファームウエアは解凍すると以下のファイルが現れます。

この中のtftp.exeを起動します。

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IPアドレスはデフォルトでは192.168.1.1ですが、フレッツADSLモアのモデムとipアドレスが重なってしまうので、ファームウエアの設定でIPアドレスをふり直しています。ファイル名はダウンロードして解凍したファイルの中にあるcode.binを指定します。

パスワードを入れます。ファームウエアの設定で変更していなければ、マニュアルにあるパスワードを指定します。この画面でアップグレードボタンを押すとアップグレードが始まるはずです。
5.その後
その後、@niftyのIP電話に申し込みを行い、TAが到着しました。このTAにブロードバンドルータ機能が付いてきたため、BEFSR41は、現在、ネットワークから取り外しています。
IP電話の試験サービスが終わり、TAを@niftyに返却したため、また、BEFSR41が第一線に返り咲きました。やはり安定した性能を発揮し続けてくれています。(2003.3.23)
IP電話の本格サービスが始まりました。機器のレンタル料金と毎月の月額基本料金をあわせると意外と高い金額がかかってしまい、そんなに電話を使わない我が家にとってはあまりお得にならないので、とりあえは申し込みをためらっていたのですが、レポートをいろいろ見てみると、NTT東日本から提供されているMNVという機器(ADSLモデム+ルータ+IP電話アダプタ)が安定していてとても良いという評判を見つけたので、この機器が欲しいがためにIP電話の申し込みを行いました。これまで使っていたフレッツADSLモアのMN2(ADSLモデム)はNTT東日本に返却、BEFSR41は、また最前線よりしりぞくこととなりました。実際にMNVは非常に安定した良い性能を出してくれています。こちらのページにレポートを整理しました。
6.兄弟機の格安販売 (2003.3.23追記)
本機(BEFSR41)の兄弟機種が特価comで格安で発売されているのを見つけました。(平成15年3月23日現在) スペックは下記の通りです。
| ●複数台のコンピュータからインターネットに同時アクセス! USBポート付ブロードバンドルータ! |
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\2,980.- | ■約8Mbpsのスループット ■USBによる簡単インターネット接続を実現 ■3ポート100BASE-TX/10BASE-TスイッチングHUB内蔵 ■NATファイアウォールプロテクトにより不正アクセスを防止 ■DHCPサーバ機能、DMZ Host機能、FORWARDING機能、Log機能、MTU変更機能搭載 ■ファームをアップすればUPnP対応です。 |
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下記のバナーをクリックすると特価comに飛びますので、こちらの「超特価情報」から本機の情報をご確認ください。限定品のため、品切れ時はご了承ください。

6.後継機種
本機(BEFSR41)は唯一の課題は、そのスループットで、10Mbpsにも満たないため、最近の早いADSLやBフレッツなどの光ファイバー通信には、本機がボトルネックになってしまうことです。このような状況を見て、LINKSYSからは、さらにスループットを上げた後継製品であるBEFSR41C−JPという商品が発売になりました。AMAZONの売り場を見ると、V2(Version2?)という商品も並行して発売されているようです。
(2005.5.28追記)
さらに内蔵のCPUが後継製品に変更されて、型番が「BEFSR41C−JP V3」となりました。
| BEFSR41C-JP V3 ブロードバンドルータ | |
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私自身も上下最大100Mbpsを誇る光ファイバーサービスであるBフレッツを導入したのを契機に、NTT東日本から借用していたWebCaster V100という商品から足を洗い、この商品を購入しました。WebCaster V100は最大のスループットが30Mbps程度しかなく、光ファイバーの高速性を十分にいかせないためです。このBEFSR41C-JPに関するレポートは、こちらのページに整理しましたので、ご参照ください。
また、その他にもワイヤレス通信機能も付いた後継機種が発表になっています。売値が1万円台前半から製品がそろっていて、たいへんにお得です。下記のバナーをクリックすると楽天市場に飛びます。

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